執筆記事が『企業実務』2025.9号に掲載されました!

月刊『企業実務』2025.9号の一部記事を担当させていただきました!公式Xで告知もしていただきました!
月刊『企業実務』とは?
株式会社日本実業出版社が月刊で発行しています。
-
企業実務とは何ですか?
-
『企業実務』は、中小企業の総務・経理担当者を読者対象とする直販(原則として年間購読)のビジネス誌で1962年に創刊、現在の発行部数は5万7000部/月です。
https://www.kigyoujitsumu.net/
とのことです。
なぜ書くことになったのか?
今年4月に、当事務所HP問い合わせフォームからの依頼でした。
突然のご連絡失礼いたします。
株式会社日本実業出版社 月刊『企業実務』編集部のXXXXと申します。貴所HP、ご経歴・ご活躍を拝見いたしまして、この度、下記の概要にて原稿のご執筆をお願いしたく、不躾ながらご連絡させていただきました。(こちらのフォームからの依頼が適切ではありませんでしたら申し訳ございません)
ご多用中に大変恐れ入りますが、ご高配を賜りますようお願い申し上げます。
■依頼をさせていただいた理由
・貴所HPの「ブログ」を拝読し、さまざまなジャンルのテーマをわかりやすくご解説されていたため
・現場での実務経験に加え、経営の観点からの視座をお持ちであるため
・個人的な理由で大変恐縮なのですが、「プロフィール・強み」を拝読し、仲田様のご経歴に親近感を抱いたため
(私はXXXXでサッカー部XXXX、大学もXXXX…….のような似た境遇である旨のエピソードを記載いただきました)
仕事柄、執筆依頼は時々いただきますが、「誰でもいいんでしょ」のような内容が多いです。(実際そんなもんだと思います)
ただ、日本実業出版社様の今回の問い合わせは非常に丁寧で、方便だったとしても「仲田さん」という個人指定でお願いいただいている気持ちが伝わってきました。
ブログは、ジャンル問わず「分かりやすさ」にはこだわっていますし、経営の視座というのも忘れないようにしています。
そのため、それが伝わったと見えたのはとても嬉しく、「是非!」とお受けさせていただきました。
どんな内容を書いたのか?
記事内容はニッチです!
「減価償却資産」の償却方法を変更する際の手続き
です。
実は最近、世の中的に償却方法を定率法から定額法にする流れがあるらしいんです。
定率法の方が早めに償却できます。初めにまとまった額の償却を行って費用増により利益を減らします。その結果、投資初期に支払う税金が減って手元にキャッシュが残るスピードを早めることができます。そして、そのキャッシュを元手に新たに設備投資を行い、事業をどんどん拡大していく、というロジックです。
高度経済成長期はこのような考えが好まれていたようですが、今はバンバン投資をするという感じでもないですしね。
定額法への変更は、目先の利益を増やす目的なのでしょう。
例えば定額法で償却していくと当初の償却額は定率法のそれより小さくなるため、利益は膨らみます。
低利率(最近は上がり気味だか)の今の時代、デットファイナンス(銀行借入)でも決算書は利益が多い方がいいですし(償却前できちんと見てくれる銀行もあるのでそうであれば関係ないが)、エクイティファイナンス(資本)でも、企業価値を高めた方が株価が上がりますし、買収防衛策にもなり得ます。
あとは、IFRSがそもそも定額法ですしね。そんな理由で変更する企業が多いみたいです。
そういえば
そういえば以前、福岡県のとある市役所の方から「この記事分かりやすいのでもう少し教えて欲しい」という電話をもらったり、ある仕事を一緒にしている東京の方から「分からないから調べてページを読んでいたら、書いたの仲田さんでした笑」とslackいただいたり、
なにより私自身が分からないことがあってネット検索したら、自分の記事が出てきた(自分でも忘れていた)なんてこともあり、ほんのわずかですが反響を感じています。
「自分自身の勉強ノート」目的で始めたブログ投稿ですが、こうやって見ていただいている方がいると頑張れます!今後も頑張ります!
この記事を書いた人

-
公認会計士・税理士・ITストラテジスト
山梨県、仲田公認会計士・税理士事務所の代表です。「企業・経営者の町医者」をテーマに、経営の身近な相談相手でいたいと思っています。
強みは「クラウド会計と経営・ITに精通」「中からも外からも企業のことを熟知」「中小/ベンチャー/起業支援の実績」。
スノーボードとサッカーとブラックコーヒーとONE PIECEが好きです。
↓詳しくはこのWマークをクリックしてください。HPへ遷移します。