顧問税理士を変更するときの注意点は?山梨県での注意点はある?(若い、レスポンスなど、色々)

経営者の方にとって、顧問税理士は事業のパートナーとして欠かせない存在だと考えます。
それだけに、さまざまな事情から「顧問税理士を変更したい」と考える場面が出てくるかもしれません。
長く事業を続けていく中では、顧問税理士を変更することは決して珍しいことではありません。
- 税理士を変更する理由ってなに?
- 税理士変更のときに気をつけることは?
- 山梨県の税理士変更で気をつけることはある?
- 変更する税理士はどうやって選べばよい?
これらについて整理してみたいと思います!
目次
税理士を変更する理由5選
税理士の対応に不満がある
「対応に不満がある」と一言にいっても、その方向はそれぞれです。例えば
- レスポンスが遅い
- 話がかみ合わない
- 質問をしても適切な回答が得られない
- 税務処理はしてくれても、税務相談などのサポートをしてくれない
- 年齢が離れすぎている(若い、またはその逆)
- 最近のITツールが使えない、新しい情報をくれない
などの理由があげられます。
税理士は経営者の経営パートナーですので、これでは確かに不満も溜まり、税理士を変えたくなる気持ちも分かりますし、変えた方がよいかもしれませんね。
思ったような節税対策や節税効果を得られていない
税理士側からすると期待値のすり合わせが大事な部分だと思いますが、適切・適度な節税は、会社のためになります。
一方、過度な節税は会社の健全性を失わせ、本来の経営に集中できなくなる恐れがあります。
経営者と税理士とで、節税に対する期待値のすり合わせをしておかないと、それが不満となって、「税理士変えたい!」という気持ちになってしまいます。
経営者が変わった
経営者が変わると税理士が変わることも多いです。
税理士によって得意分野や経験値の高い分野は異なるので、新しい経営方針に沿ったアドバイスやサポートができる税理士に切り替えるためです。税理士の業務範囲は広いので、経営者ごとに税理士へ求めることは変わります。
また、人と人となので、相性(フィーリング)の部分も大事です。そのため、経営者が変わるタイミングは、税理士を変える1つのタイミングとしては良いですね。
特に、経営者が世代交代した時など、お問合せいただくことが多いです。「経営者は若返ったが税理士は親世代」などの理由で、年齢のギャップがあり、若い税理士を、ということで税理士の変更はとてもよいタイミングだと思います。
報酬が高いと感じている
現在の税理士報酬が高いと感じている場合も、税理士の変更を検討することがあります。
依頼している内容と、報酬とを見比べて、コストに見合ったサービスの提供を受けられていないなと感じる際に、税理士変更を検討される方も多いです。
税理士としては、これもきちんと期待値をすり合わせていかないといけないと感じる部分です。
担当税理士または会計事務所の担当者が変わった
この理由で税理士を変えようとする方、結構多いです。税理士業務の特性上、人と人とのコミュニケーションで成り立つ業務が多いです。そのため、担当が変わると連絡がスムーズに取れなくなったり、依頼できる業務内容に変更が出てきたりなど、従来通りの対応を受けられなくなることがあります。
そして、これが不満となり、税理士(税理士事務所・会計事務所)を変えよう、ということを考えられる方も多いです。ここにも年齢の話も絡みます。「若い税理士が良い」「若さ」がキーワードになってくることも多いです。
税理士を変更するときに気をつけることは?
税理士を変更することで上記不満を解消できますが、どうしても時間と労力はかかります。
・今の税理士に断りを入れる
・自社に合う新しい税理士を探す
・今の税理士が所有している書類を回収する
など手間がかかりますし、タイミングよく理想の税理士に出会えるとは限りません。
ただ、逆に言えば、何かの機会に「相性が合うな」と感じた税理士に出会ったのであれば、そして現在の不満が大きいのであれば、それは税理士を変える良いタイミングなのかもしれません。
そして、その際は以下の事項に気をつけましょう。
預けている書類は確実に返してもらう
税理士を変更してしまうと、前の書類をもらうことは困難になります。もし入手できないとなると、次の税理士が現状を把握できずに困るのはもちろん、税務調査が入ったときに十分な資料を用意できません。
そこで、確実に返してもらえるよう、段取り・プッシュをしましょう。何度言っても対応してくれない場合は、その税理士が所属している税理士会に相談すればOKです。
(税理士も、そんなことすると悪評がたつので、そのような対応はあまりしないと思いますが・・・)
決算月など税務が忙しい月は避ける
業務のスムーズな引継ぎのためにも、決算申告月など、税務が忙しい時期は避けた方が無難です。
また、決算の3か月前から法人税申告書を提出するまでの期間も避けたほうが無難です。。決算作業では事業年度内の利益や損失を正確に計上し、会社の1年間の業績をまとめたり、税額を算出したりするための準備期間を要します。
当年度の税務処理や相談内容を把握している税理士をこのタイミングで外してしまうと、決算書類の作成に問題が生じるかもしれません。
現在の税理士の契約解除要件を確認する
意外と見落としがちなのが、これです。知り合いの経営者などにおすすめの税理士など紹介してもらえて、「税理士変えたい!」と思っても、既存の税理士との契約で、「3か月前告知要件」などが定められている場合があります。
ですので、現在の顧問契約の解約条項について確認してみましょう。
税理士不在の時期が出ないようにする
税理士の不在期間があると、税務処理が滞ったり税務に関する疑問があっても解決できなかったりするので、会社の運営に大きな影響を及ぼします。また、急に税務調査が入ってきてしまった場合など対応が困難です。
山梨県での注意点はある?
山梨県特有の注意点というか、山梨県でおすすめの税理士選びのポイントとしては、山梨県の税理士の特徴を掴むことが大事です。
以前の投稿
顧問税理士の選び方は?山梨県でのおすすめの税理士・会計事務所はどこがある?
https://nakada-cpa.com/how-to-choose-advisor/
でも触れたのですが、山梨県には、300名強の税理士がいます。税理士法人は20社程度あります。(東京地方税理士会・山梨県会所属)
また、山梨県の税理士には、肌感覚で以下の特徴があります。

あくまで肌感覚です。間違っていたらごめんなさい!笑
- 県庁所在地である甲府市に集中している
- 平均年齢は60歳以上
※日本税理士連合会のデータで日本全体の平均年齢が公表されており、山梨県も特段変わりはないと思われます - 30代までの若い税理士がとても少ない
- ほぼ個人事務所(1人事務所か、1人税理士に職員さん数名)
※税理士法人が20社程度であることから逆算&肌感覚 - 最大クラスの事務所でも所属税理士は5名程度、職員合わせても30~40名程度
- 強みを打ち出している事務所も少数ではあるが、ある(相続に強い、記帳代行に強い、クラウドに強い etc)
- TKC全国会の会員税理士事務所が多い
- Webサイトを整備している税理士事務所は少数(更新頻度が高い事務所はさらに少数)
- 【宣伝失礼】「山梨県 税理士」でtwitter、instagramにヒットする税理士事務所は1つしかない(仲田公認会計士・税理士事務所のみ)
- 【宣伝失礼】クラウド会計特化型税理士事務所は1つしかない(仲田公認会計士・税理士事務所のみ)
上記状況の中で、何を基準に税理士を選べばよいでしょうか。
「丁寧さ」「人柄」を中心に見ながら、事務所の特徴と自分の求めることがマッチする事務所が良いですよね!
【バリバリの宣伝】山梨県で税理士の変更に悩まれている方は、仲田公認会計士・税理士事務所もおすすめですよ!笑
これまで色々書いてきましたが、最後にバリバリの宣伝をしたいと思います。笑
山梨県でおすすめの税理士事務所として、当事務所、仲田公認会計士・税理士事務所をあげさせていただきます!
理由は以下です。合う合わないあると思いますが、以下が合う方は是非一度お問合せください!
山梨県唯一のクラウド会計特化型事務所である
2024年4月1日現在で、山梨県で唯一、freeeの認定アドバイザーとマネーフォワード公認メンバーを共に持つ事務所として、クラウド会計に特化して運営しています。
また、代表である私が「ITストラテジスト」という経営とITを結びつける戦略家としての資格を持ち、豊富なDXの実務経験を持っています。
クラウド会計の何が良いかと言うと、あえて2つ挙げるなら「リアルタイム経営把握」と「圧倒的業務効率/生産性向上」です。
従来のレガシー会計ソフトでは、経営状況の分かる試算表ができるのに2か月かかる場合もあります。クラウド会計を使えば、リアルタイムに経営状態の把握ができます。
また、銀行やクレカと連携し、AIによる仕訳推測や、自動仕訳ルールの設定により、記帳の手間が圧倒的に削減されます。業務効率があがり、経営者は本業に集中することができます。
クラウド会計を最大限活用した業務効率化により、最新の経営状況をすみやかに見ることのできる体制を整えることができます。
(freee(フリー)、MoneyForward(マネーフォワード)など)
中からも外からも企業のことを熟知している
代表である私が、「公認会計士」として、世界4大会計事務所 Deloitte Touche Tohmatsu(有限責任監査法人トーマツ)にて、外部から企業を支援していました。また、プライム上場企業である日清製粉グループの経理・経営企画にて、内部から企業を運営してきました。
税理士事務所の中で育った税理士とは異なり、中からも外からも企業のことを見てきています。やってきた業務も、コンサルティング・業績管理・事業計画作成・マーケティング・ブランディング・DXと幅広です。企業のことは熟知しています。
このような経歴から、申告書を作成するだけでなく、企業・経営者に寄り添い、月々の会計状況から節税や経営計画について積極的に提案することが可能です。
中小/ベンチャー/起業支援の実績が豊富
社員数の少ない企業や、個人事業主は、限られた経営資源を最大限有効活用することが求められます。
代表である私の経歴として、公認会計士時代に、トーマツの「TS」というベンチャー支援に強みのある部署で鍛えられました。また2023.6.1より、山梨大学の特任准教授として、大学発ベンチャー企業の設立・運営サポートという業務に当たっています。
そのような豊富な支援実績を元に、中小企業/ベンチャー/起業家特有のお悩みに寄り添い、解決することが可能です。
代表の年齢は30代前半
代表である私は1990年生まれです。30代前半までの年齢の税理士は、山梨県だとおそらく10名以下です。
LINE含め、ありとあらゆるチャットツールでコミュニケーションを取ることが可能ですし、Web会議もバリバリやります。Facebook、twitter、instagramでの情報発信もしています。フットワーク軽く、レスポンスも早く、30代前半らしく、若さを強みに、元気にやっています!笑
年齢は関係ないとは言え、やはり、ビジネスのパートナーになるわけですから、身近な相談相手として、年代が近い方が気軽に相談しやすいかもしれませんね。
まとめ
税理士の変更は手間と労力がかかるかもしれませんが、会社・経営の行く末を左右する重要な出来事です。当記事が、税理士変更を検討されている方へ、おすすめの税理士選びの方法などで参考になれば幸いです。
そしてもし、おすすめの税理士として、仲田公認会計士・税理士事務所を選んでくだされば、大変嬉しいです。
どんなことでも構いませんので、ご不明点やご心配点などあれば、気兼ねなくお問合せくださいね!
\お気軽にお問い合わせください/090-7539-7374
お問い合わせフォームはこちらこの記事を書いた人

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公認会計士・税理士・ITストラテジスト
山梨県、仲田公認会計士・税理士事務所の代表です。「企業・経営者の町医者」をテーマに、経営の身近な相談相手でいたいと思っています。
強みは「クラウド会計と経営・ITに精通」「中からも外からも企業のことを熟知」「中小/ベンチャー/起業支援の実績」。
スノーボードとサッカーとブラックコーヒーとONE PIECEが好きです。
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