「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」第3期成果発表会に参加してみた→山梨盛り上がってる！

今更ですが、2023年3月10日に開催された、「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」第3期成果発表会 に参加（ただのイチ観覧者として）してきたので、感想を書きたいと思います。スタートアップの実証実験の聖地になる予感すら感じさせてくれて、だいぶ盛り上がっていました！

参加した経緯

独立を決めた頃から、「６月から山梨へUターンして独立開業します！子ども目線でしか山梨のことを知らないので、大人目線で、もっと山梨の事を知りたいです！」という相談を、色々な山梨の方へしていました。

3月10日ちょうどその日も、別の用事で山梨の事業家の方とお会いしていた時に、「今日こんなのあるからどう？」と『You、来ちゃいなよ』的な勢いでお声がけいただき、「行きます！」と即答して、急遽参加させていただくことになりました。

こんなのやってたんだ！

産学官金が連携して、オール山梨でサポートしている実証実験とのこと、その成果報告会の３回目でした。

TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業とは…

近い将来、品川・名古屋間でリニア中央新幹線が開業し、山梨県には中間駅としてリニア駅が設置されます。これにより、本県は東京都心から25分、名古屋から45分で結ばれ、時間距離の劇的な短縮、飛躍的なアクセス向上が見込まれます。

山梨県ではリニア開業を機に、本県が国内外の皆様の目的地として選ばれるため、令和2年3月に策定した「リニアやまなしビジョン」で目指す姿として、テストベッドを突破口に最先端技術で未来を創るオープンプラットフォーム山梨を掲げました。

目指す姿の実現に向け、令和3年度より、最先端技術やサービスを有するスタートアップ企業等に対し、山梨県全域において実施する社会実証プロジェクトを全面的にサポートする「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」を実施しています。

TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業／やまなし未来創造インフォメーションサイト (pref.yamanashi.jp)

よくある地域課題解決ではなく、「スタートアップの新しい挑戦をサポートする」という切り口で山梨の活性化を図るという、面白い視点の事業です。

「テストベッドの聖地」を目指すようで、例えば都心では規制が厳しい「ドローン物流」など、「市町村単位で実証実験ができるよ」ということをウリに、都心のスタートアップを呼び込んでいるそうです。

また、最大750万円の経費支援にプラスして、山梨県職員が徹底的な伴走支援をしてくれるそうです。（実証実験対象は市町村だけでなく、山梨県内企業も対象で、そこも県が間を取り持って繋ぐとのこと）

山梨すごいじゃん！

正直、山梨とスタートアップの組み合わせが全くイメージできなかったのですが、「テストベッド」という切り口がなかなか巧妙ですね。東京との距離の近さと、人口の少なさが、実証実験には確かにちょうど良い！！考えた人凄いです。

参加スタートアップにとっては…

• 村単位、町単位、企業単位など、実証実験の場を見つけることは難しい→県が見つけてくれる
• しかも、補助金を貰えながら実証実験ができる

山梨県にとっては…

• 産業が生まれるキッカケづくりになる
• 子会社でも作ってくれたら税金も入る

山梨県企業にとっては…

• スタートアップと組むことで、新規事業の切り口に成り得る

山梨県民にとっては…

• 「ドローン物流」「レジレス店舗」「歩行補助ロボット」など、先端技術の恩恵を、無償または格安で、他の地域より先取りして受けることができる

なんか、良い時期にUターン＆独立を決めたかも！

Uターン＆独立を決めるにあたり、結構暗い話（人口減、シャッター街、仕事ない、若い人いない etc...→で、独立するのは結構厳しいんじゃない？といった流れ）ばかり聞いていたので、げんなりしていたところがあったのですが、

今、超盛り上がっているじゃん！！

と、ようやく少しポジティブになれました！！

IPO支援など、ベンチャー支援に強みのあった会社・部署（トーマツ・トータルサービス事業部）出身者としては、是非とも関わって行きたい取り組みだなと感じました。

どのように関われるか分からないですが、山梨活性化のために、お手伝いできることあれば、力になりたいです！！