公認会計士・税理士・ITストラテジスト の仲田峻(なかだしゅん)と申します。
普段のブログは専門的な内容も多く、固い印象をお持ちになる可能性もありますが、このページは気軽に読んでいただきたいので、フランクに記載しようと思います!
「こういう考えを持っているんだな」「こういう想いで仕事をしているんだな」といったところが伝わり、
「フットワークが軽そうな、面白い経歴の、変わった会計士・税理士だな」と思ってもらえれば幸いです!
そして、親近感を持っていただけると幸いです。お気軽にご相談いただきたいので!
目次
簡潔にまとめると
基本情報
生まれ | 1990年3月 |
出身 | 山梨県韮崎市 |
主な肩書 | 公認会計士(35512号) 税理士(150818号) ITストラテジスト(ST-2022-04-00094111号) 国立大学法人 山梨大学 特任准教授 |
得意分野 | 税務・会計+IT・マーケティング・経営全般のサポート(経営よろず相談) |
好きなもの | スノーボード、サッカー、ブラックコーヒー、ONE PIECE |
強み
会計人となったルーツ | 稲盛和夫さんのアメーバ経営を知り、「会計を駆使して経営をサポートしたい」と公認会計士を志す |
強み(ハード面) | クラウド会計と経営・ITに精通 |
中からも外からも企業のことを熟知 | |
中小/ベンチャー/起業支援の実績 | |
強み(ソフト面) | フットワークの軽さ、レスポンス |
職歴
2013年~ | Deloitte Touche Tohmatsu(有限責任監査法人トーマツ) | TS(トータルサービス事業部) | 会計監査、内部統制監査、管理会計コンサル、ベンチャー支援、IPO支援 |
2017年~ | 株式会社日清製粉グループ本社 | 経理財務本部 | 連結決算・M&A・予実管理・経営企画の立ち上げ、経営計画策定・マーケティング・ブランディング・新規事業検討・DX |
グループ会社 | 経営企画部 | ||
2023年~ | 独立開業 | 代表 | 「企業・経営者の町医者」を理想像に、地元山梨県の活性化へも貢献したく山梨県へUターンし、独立開業 |
国立大学法人 山梨大学 | 特任准教授 | 大学発のベンチャー企業の発起・運営補助・出口戦略策定等 |
生い立ち
1990年3月生まれ、生まれも育ちも山梨県韮崎市です。
妹2人、3人兄妹の長男で、THE 長男といった感じの長男だったと思います(笑)。兄妹3人今でも仲は良いです。
祖父母の代は養蚕農家で、小さい頃は「お蚕さん」が身近な存在でした。米・玉ねぎ・梅もメインでやっていて、よく手伝っていた記憶もあります。(親から言わせれば「アンタ全然手伝ってなかったよ」と言われる気がしますが笑)
玉ねぎでは、地元山梨放送(YBS)で夕方にやっていた「ともちゃんちの5時」に「玉ねぎ農家特集」として出演したこともあります。(10歳くらいの頃か…)
その他、柿・栗・蕨・各種野菜、諸々やっていて、家にある基本的な食べ物は、ほぼ全て自分の家で作っていたものだったんだと思います。
また、「取れた農作物は近所に配る」風習が残る時代でしたので、日頃各種野菜を近所に配って、フルーツ王国山梨っぽく、いろんな果物をもらっていました。なので、食卓にはいつも果物がありました。
東京で一人暮らしを始めて一番驚いたのは、果物の価格でした。毎日食べるのが当たり前だったので、スーパーで売られる値段の高さには驚きました。果物って高級な食べ物なんだと知りました。そう簡単に食べられないんだな、果物って…
と、そんな感じで、農作物など自然と触れ合って育ちました。東京で15年も暮らしても、山梨へUターンを決めた背景には、そんな自然との触れ合いが無意識下に染みついていたのもあると思っています。
学校の経歴・部活
韮崎北東小学校→韮崎東中学校→韮崎高校文理科→中央大学商学部会計学科
幼少期
小さい頃は水泳、書道とやらせてもらい、水泳は大好き、書道は苦手でした。平泳ぎが得意で、市の何かの大会で賞をもらった記憶があります。書道は苦手だったこともあり、今も文字は下手っぴです。
「なんで?なんで?」と何でも知りたかった子でした。後述していますが、ニュースで最後に必ず言う「日経平均株価」。あれが気になって仕方なくて、でも子どもが調べても何にも分からなくて、「ずっと気になっていた」という記憶が残っています。1つのことを深く知るよりも、幅広い知識をつけることのほうが好きで、結果、会計だけではなく、ITもやるし、マーケティングもやるしで、そういうキャリアを歩んでいます。この頃からその片鱗があったんでしょう。
小・中学校
小学校・中学校はサッカーにどっぷりでした。
地元韮崎市は「サッカーのまちにらさき」を標榜しており、サッカーが盛んでした。今考えると、よくあんなに飽きずに毎日毎日やったなーと思いますが、とっても楽しかったです。(自分が親になり、毎週練習試合に付き合ってくれていたことを思うと、感謝しかないですね…)
ここで、「仲間・みんなで目標に向かって、それぞれができることをがんばる」ことが好きになりました。
レギュラー(Aチーム)で出れたり出れなかったりの絶妙なラインを行き来していましたが、一応、小学校の時は関東大会、中学校の時は全国大会に、きちんと出場してプレーしています!(よく頑張った自分!)
今でもサッカーは大好きで、やる機会は少ないですが、代表戦・Jリーグ・海外サッカーは見ます。
この頃から謎に「リーダー」系のことを任されるようになります。小学校では緑化委員長、中学校では体育委員長、高校ではバドミントン部部長で、大学ではゼミ長をやりました。リーダーシップには自信があるわけではなく、むしろ自分はリーダーを影で支えるタイプだと思っていたのですが、結局今も独立開業していますし…。CEOかCFOかと言われれば、自分はCFOの方が合っているような気はしているのですが、分かりません。
高校・大学
高校では、心機一転バドミントン部にチャレンジしました。
今でこそ「オグシオ」から始まり、桃田選手や山口選手など、世界ランクで1位を取るような選手も日本に出てきて、TVでも放送され「激しいスポーツ」のイメージが付いてきましたが、当時は「公園で遊ぶもの」程度の印象しかなかったです(失礼)。
そんな中でも入部を決めたのは、部活見学で見た先輩のジャンプスマッシュがめちゃめちゃカッコよかったから。一緒に見学に行った友達4人で同時にその先輩に惚れ、入部を決めました(笑)。その先輩の影響力凄いな。
そして、公認会計士を意識し始めたのもこの頃です。進路を決める時期で、特にやりたいこともなく、でも専攻学部を決めないといけないので、この時に考え始めました。
- ニュースの最後に出る「本日の東証の終値はいくらです…」「NASDAQ株価指数はいくらで…」の意味が分からな過ぎて、でも毎日出るってことはそれだけ重要なのか?と、「経済」分野に興味を持ち始める。
- 「経済」って言っても幅が広いし、経済って何だろうと考えたとき、次にニュースで飛び込んできたのは「トヨタが世界で何台販売していくら利益をあげて…」という企業のニュースだった。そこで、「企業=経営」に興味を持ち始める。
- 「経営」って言っても、自分はアイディアマンではないし(本当は経営者がアイディアマンである必要は必ずしもないのだが当時はそう思っていた)、でも、何かで経営に携わっていきたいな。
- そんなときに先生から勧められた稲盛和夫さんの本「実学」。中には「会計がわからんで経営ができるか」という言葉が。そして「アメーバ経営」。アイディアマンじゃなくても経営に携われる!これだ!とビビっときて、「会計を駆使して経営をサポートしたい」と公認会計士を志す。
ざっくりこんな経緯で、公認会計士を目指し始めました。
こんな経緯なので、経営と密に繋がる「管理会計(経営会計)」が自分のルーツです。会計を経営へ活かす、いわゆる「未来会計」分野で、経営のお役に立ちたい、というのは、公認会計士を志した頃からの変わらない目標です。その想いがなければ公認会計士を目指さなかったし、今もこの仕事はしていないと思います。
大学では、サークルに入ったり、ゼミに没頭したり、バイトしたり、「大学生っぽいこと」を謳歌しつつ、公認会計士の勉強も並行して行っていました。
中央大学には「経理研究所」という学内ダブルスクール組織があり、大学と並行して公認会計士の勉強がしやすい環境でした。勉強仲間も多かったです。そして、大学の周りには多摩動物公園と森しかなく、何もなかったのも勉強に集中できたポイントでした(笑)
公認会計士試験
中央大学入学と同時に、学内予備校「経理研究所(通称、炎の塔)」に入り、ダブルスクール生活を始めます。
周りの友人も同じく公認会計士を目指す人が多かったので、お互いに刺激し合いながら、時には息抜きをしながら、朝から晩まで籠って勉強しました。
目指し始めたルーツもあって、やはり「管理会計(経営会計)」や「経営学」が得意でした(勉強にも熱が入りました)。逆に通常の「財務会計(普通の会計)」にあまり興味が持てず(笑)、得点が伸びず苦労しましたが、得意分野が偏差値を引き上げてくれて、大学在学中(2012年)に、なんとか合格することができました。
*細かいことを言うと、大学は5年生までやりました。ダブルスクール推奨の中央大学ならでは、大学4年までに一定の要件を満たしていると「卒業延期制度」が使えて、「大学5年生=新卒」というチケットを格安でゲットできたのです)
「これでようやく経営に近づいた!」という思いでした。公認会計士の独占業務である会計監査で、色々な上場企業の「お手本」を学ぼう!という気持ちで、監査法人就職に臨みました。
普通の監査がやりたいわけではなかったので、一番クセのある監査法人・部署に行きたくて、当時良い意味でも悪い意味でも目立っていた(笑)、知る人ぞ知る「トーマツ・TS(トータルサービス事業部)」を目指し、その部署に入社・着任することとなります。
仕事の経歴
就活もうまくいき、クセスゴ集団「トーマツ・TS」に入ることができました。皆さま超優秀で、コミュニケーション能力も高く、フットワークも激軽、笑顔でロジカルに詰めてくる、そんな中で大変鍛えられました。とても感謝しています。
フットワークの軽さとレスポンスはこのとき鍛えられました。TSでは「スピード感こそ正義」的な雰囲気がありました。
ただ、はじめから4年で卒業するつもりでした。
公認会計士は試験に受かる以外に「実務経験」「補修所通学」というものが必要でそれに3年、トーマツ内で次の職階に上がるまでに4年必要、ということで、法的に必要な実務経験を積んで、職階が上がったら辞めよう、そう思っていました。
「経営に携わりたい、経営をサポートしたい」が私の根本なので、事業会社の「経営企画」という職に憧れていました。日本を代表する各企業の「お手本」をたくさん学んで、経営企画として転職しよう!という気持ちでした。
そして、日清製粉の門を叩くことになります。
2013年~ Deloitte Touche Tohmatsu(有限責任監査法人トーマツ) TS(トータルサービス事業部)
- メーカー、建設業、Webサービス業務等の会計監査・内部統制監査
- エネルギーサービス業、IT-SaaS事業者、産業用ロボットメーカー等、複数社のIPO・ベンチャー支援業務
- 国内大手メーカーの管理会計制度構築コンサル、子会社の業績評価制度構築コンサル
- 同業メーカー買収に先立つ財務Due Diligence業務
2017年~ 株式会社日清製粉グループ本社 経理財務本部
- 連結会計(国内外で関係会社60社、基準変更時の勉強会など主催 等)
- グループ業績管理(各社管理会計の取りまとめ、年間業績予想の策定 等)
- 内部統制制度の再構築
2018年~ 日清エンジニアリング株式会社(グループ会社)へ出向 経営企画部
- 経営企画の立ち上げ
- DX推進(クラウド・SFA・MA(マーケティングオートメーション)のグループ初導入)
- コーポレートリブランディング(創業50周年を期に、ブランドロゴを刷新)
- 新規事業企画、中期経営計画策定、全社業績管理 等
2022年~ 株式会社日清製粉ウェルナ(グループ会社)へ出向 経営企画部
- 商品・ブランド別業績管理
- ベンチャー企業(フードテック企業、物流AI企業)との協業検討
- 全社マーケティング(社名変更後の浸透のためのマーケティング)
思い描いていたキャリア通り、一般事業会社で経営企画を経験できました。経営企画は会社によって役割が異なることも多いですが、私は「会社が前に進むことなら何でもやる」部署だと思っています。そういう想いを持っている方にはおすすめの部署です。
私が経営企画で一番初めにした仕事は、会議室に大型モニターを設置することでした(笑)。中期経営計画策定・新規事業企画・業績管理など「経企っぽい」仕事もやりましたが、時には営業マンと同行して一緒に営業したり、新システムを導入するために個人情報保護法とにらめっこしたり、ブランディング、マーケティング、DX、とても幅広に業務をしました。
DXに至っては、会社がみるみる変わっていくのが面白くてハマってしまい、この時に「ITストラテジスト」資格を取りました。
1つのことをガッツリよりも、幅広くやるのが好きな私としては、性格と業務がハマっていたと思います。もちろん、1人ではできませんので、自由に暴れさせてくれた当時の上司には、感謝してもしきれません。
会計、税務、コンサル、IT、経営計画、マーケ、広告、広報、ブランド、知財、法務、営業、数値管理、組織構築、人事…
製造・生産は経験していませんが、一部は深く、一部は浅く、会社を構成する業務を幅広に経験できました。
これが「経営よろず相談」を得意とする所以です。
たぶん、このようなキャリアを経た「公認会計士」「税理士」はあまりいないと思います。この経験のおかげで個人・法人を問わず色々な方の課題解決のサポートができるわけなので、色々な業務を経験できて良かったです。
山梨県へUターンして独立
山梨県へUターンを決めた理由は、色ーーーんな経緯・理由があるのですが、簡潔に3つだけ挙げると、
- 庭付きの広い一軒家を建てたかった(山梨の地価は東京の10分の1以下!)
- 仕事として地方活性化に携わっていたかった、自分の経歴を活かせる気がした
- 子どもが小学校に上がるまでには決断したかった
です。
子どものことを考えると、自然の豊かな地方が良いと思ったり、選択肢の多い都会が良いと思ったり、仕事面でも・・・など、毎日悩みに悩み、毎日違う結論が出ていましたが、最後は上の3つが決め手になりました。
強み(=他の会計・税理士事務所との違い)
ながーーくなってしまいましたが、上記の経験から、強み(=他の会計・税理士事務所との違い)を整理すると、
クラウド会計と
経営・ITに精通
代表が「ITストラテジスト」という経営とITを結びつける戦略家としての資格を持ち、豊富なDXの実務経験を持っています。
当然、クラウド会計を最大限活用した業務効率化により、最新の経営状況をすみやかに見ることのできる体制を整えることができます。
中からも外からも
企業のことを熟知
代表が「公認会計士」として、世界4大会計事務所 Deloitte Touche Tohmatsuにて外部から企業を支援し、プライム上場企業の経理・経営企画にて内部から企業を運営してきました。
申告書を作成するだけでなく、企業・経営者に寄り添い、月々の会計状況から節税や経営計画について積極的に提案することが可能です。
中小/ベンチャー
/起業支援の実績
社員数の少ない企業や、個人事業主は、限られた経営資源を最大限有効活用することが求められます。
豊富な支援実績を元に、中小企業/ベンチャー/起業家特有のお悩みに寄り添い、解決します。
外で経験
監査法人のクセスゴ集団「トーマツ・TS」というコンサルちっくな環境で、会社の「外」から複数社の経営を見てきて、
中で経験
プライム上場企業の経理部・経営企画部の「中で」ベストプラクティスを学び、
ITストラテジストとの顔も
独立行政法人情報処理推進機構が定める「経営とITを結びつける戦略家」としての顔を持ち、
ITストラテジストとは
マーケティング・ブランディング知見あり
マーケティング自動化の仕組構築など、マーケティング知見もあり、
ベンチャー/起業支援知見あり
IPO支援業務に知見、また現在、大学発ベンチャー支援のため山梨大学へ特任准教授として勤務し、
当然、会計・税務のプロフェッショナル
確定申告・法人税申告をはじめ、税務・経営相談等の、公認会計士・税理士としての知見があります。
「フットワークが軽そうな、面白い経歴の、変わった会計士・税理士だな」と思ってもらえれば幸いです!
最後に
山梨県へのUターンがなければ独立はなかったと思います。
今回の決断がそうだったように、これからどんな人生になるのか想像できませんが、どんな環境になったとしても、その時の環境に適応できるような「変化に強い自分」でいたいと思います。
これまでの知見を総動員して、経営者の皆さまや社会の課題解決に貢献できるよう頑張ってまいります。
ご縁があった際は何卒宜しくお願い致します。
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