freee・マネーフォワードなど、クラウド会計と相性の良い、ネット銀行4選!【個人事業主編】
freee・マネーフォワードといったクラウド会計の最大の特徴として、「インターネットバンキングと連携して記帳が楽になる」という機能があります。
昨今は、ネット専業銀行でなくとも、メガバンクでも地方銀行でも、インターネットバンキングを開設している銀行は多数(というかほとんど)あるのですが、それでも、連携のしやすさや頻度設定、連携面以外での機能(明細閲覧のしやすさ、CSV明細のダウンロードのしやすさetc)から、freeeやマネーフォワード(MoneyForward)といったクラウド会計との相性は、ネット専業銀行が良いと言われています。
そこで、「ネット専業銀行を使うなら」ということで、よく使われている(と聞く)4つの銀行をピックアップして、その使い勝手を比較してみたいと思います。(自分も、お客様へご案内するときに、見返したりしたいので)
大変分かりやすくまとめてくださっているWebページがありましたので、そちらを参考にさせていただきました。
ビジネス幼稚園:個人事業主におすすめのネット銀行。他行宛て振込手数料の比較。
なお、改めて自分で各社サイトを確認しているため、サービス内容は2023年5月8日現在のものへ更新しています。
都市銀行・地方銀行のネットバンキングとネット銀行の違い
法人向けはネットバンキングの違いとして「月額利用料」がありますが、
個人事業主向けは都市銀行・地方銀行・ネットバンキングいずれも「月額利用料」は基本的に無料です。
ただし、振込手数料はネット銀行の振込手数料のほうが低いのが一般的です。特に、他行宛の振込手数料に関してはネット銀行が低いです。※都市銀行・地方銀行も、窓口振込の手数料よりは安価ではあります
【比較表】都市銀行のネットバンキングの月額利用料と振込手数料
参考(各公式サイト):三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、GMOあおぞらネット銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行
よく使われている(と聞く)ネット銀行4選
以下の4行がよく使われている(と聞く)ネット銀行4選です。
- GMOあおぞらネット銀行
- PayPay銀行
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
【比較表】ネット銀行の振込手数料・提携ATMの数・ATM手数料・その他サービス
参考(各公式サイト):GMOあおぞらネット銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行
各社各様ですが、屋号付きの口座が欲しい場合は、住信SBIネット銀行は選択肢から外れてしまいますね。
freeeだけに関して言えば・・・
freeeでは、インターネットバンキングに振込データを連携する機能があり、振込依頼書を作成せずに、そのまま銀行振込が完了できる連携銀行が存在します。
freee会計からインターネットバンキングに振込データを直接送信する方法を取れる、その銀行は以下の2行です。
- 住信SBIネット銀行(円普通預金の代表口座)
- PayPay銀行(freee会計契約プランごとに使える機能に制限あり)
そして、大変残念なことに、2022年2月24日より、以下の銀行はAPI連携が終了しています。これは超重要注意点です
- 楽天銀行
マネーフォワードだけに関して言えば・・・
特に4行で違いはありません。
まとめ
銀行ごとに手数料や利便性に微妙に違いがあることが分かりましたね。
freeeやマネーフォワード(MoneyForward)を使用する際は、ネット銀行の方が何かと相性が良いですので、検討される際にご参考になれば幸いです。
この記事を書いた人
-
公認会計士・税理士・ITストラテジスト
山梨県、仲田公認会計士・税理士事務所の代表です。「企業・経営者の町医者」をテーマに、経営の身近な相談相手でいたいと思っています。
強みは「クラウド会計と経営・ITに精通」「中からも外からも企業のことを熟知」「中小/ベンチャー/起業支援の実績」。
スノーボードとサッカーとブラックコーヒーとONE PIECEが好きです。
↓詳しくはこのWマークをクリックしてください。HPへ遷移します。