顧問税理士の選び方は?山梨県でのおすすめの税理士・会計事務所はどこがある?
私は2023年6月に開業しましたが、開業してからずっと、「どんな税理士が会社・経営者にとって良い税理士か」を考えています。
正解はないと思いますし、独立開業した税理士にとって永遠のテーマになると思いますが、私は
- 企業・経営者の町医者
- 経営の身近な相談相手
- 事業のことも、それ以外のことも、何でも相談できる人生のセカンドパートナー
このあたりをテーマとして、現在活動しています。
「相性」による部分が大きいと思いますが、その「相性」とは何なのでしょうか。
顧問税理士を探されている方、顧問税理士を変更しようとしている方向けに、おすすめの税理士・会計事務所はどういった税理士・会計事務所か、
【一般論】で整理してみたいと思います。
また、最後には、山梨県という地域性も加味しながら、山梨県でおすすめの税理士・会計事務所はどういった税理士・会計事務所か、整理してみたいと思います。
顧問税理士とは?
顧問税理士とは、簡単に言えば顧問契約を締結した税理士のことです。
税理士には確定申告や決算などスポットで依頼することもできますが、税理士に依頼できる業務はそれだけではありません。金融機関からの資金調達や補助金申請のサポートを行ってくれることもありますし、経営コンサルタントとしてサポートをしてくれることもあります。
顧問業務の範囲は税理士・会計事務所によって異なりますが、「月額契約しているお金周りの相談役」のようなイメージで相違ないと思います。
サービス例
顧問税理士として、税理士・会計事務所が提供できるサービスは、まとめると下記のようなものになると思います。
- 記帳代行(領収書や請求書の整理まで)
- 月次チェック(内容の税務上の問題が無いか等の確認)
- 申告業務(税務署等への法定資料の作成と提出)
- 決算前の税額予測や予算の作成
- 経営助言(コンサルティング)
- 個人のファイナンシャルプランニング(相続税の試算含む)
- 資金繰りの助言、融資の斡旋
- 税務、法務、人事、経営学等の各種情報提供
- 税務相談
- 税務調査立会い
- その他(経営会議参加、各種セミナー開催等)
顧問税理士選びに成功した場合と失敗した場合
税理士・会計事務所選びに成功した場合
事業経営にとって有益なアドバイスを受けることで経営の基本方針が良い方向に変化していきます。
例えば、以下のような効果が得られます。
- 経営サポートを受けられる
- 最低限経営者に必要な、会計と税務の知識を身に着けることができる
- 節税により無駄な支出が減り、資金繰りに余裕が生まれる
- 決算や確定申告作業がラクになり、経営者に貴重な時間が生まれる
- 上記の結果、経営者が本来すべき経営に専念できる
- 対外的な社会的信用が向上される etc
税理士・会計事務所選びに失敗した場合
失敗した場合、上述とは逆で、アドバイスを満足に受けられず、不満が溜まってしまいます。
最悪の場合はビジネスに失敗する影響を与える可能性さえあります。
2017年の「会計事務所白書」によると、税理士・会計事務所と顧問契約解除した理由として次のような回答があったようです。
株式会社ミロク情報サービス 会計事務所白書 2017
- 代表税理士ではなく会計事務所に勤務する職員が対応のため、コミュニケーションがビジネスから程遠い
- 上から目線
- 会社に対してアドバイスがほとんどない
- 税理士資格を持っていない人が担当者になっていたので、質問の回答に時間がかかる
- IT化が遅れており、手作業が多くわかりにくい
- 節税に対する提案が少ない
- 依頼事項が数ヶ月放置された
- 事前の精査が不十分で修正申告の事態となった etc
コミュニケーション不足が原因となっているように見えますが、いずれにせよ、このような事態になってしまうとお互いに不幸ですね。
みんなどうやって税理士・会計事務所を選んでいる?
では、他の会社はどのようにして顧問税理士を選んでいるのでしょうか。
こちらも、2017年の「会計事務所白書」によると、「顧問税理士を選ぶ際の決め手は何ですか?」という問いについて次のような回答があったようです。
株式会社ミロク情報サービス 会計事務所白書 2017
- 基本業務(節税支援・決算対策など)の丁寧さ 42.2%
- 人柄や人物(世代や性別、話しやすさ、若さ) 39.4%
- 料金の安さ 26.8%
- ビジネス上のお付き合い・紹介などの関係 23.9%
- 価格表など料金の明瞭さ 13.1%
- 質問や対応などレスポンスの早さ 13.1%
- 税理士・公認会計士の方の経歴 13.1%
- 経営(資金調達・助成金など)に関する豊富なアドバイス 12.1%
- 相談の曜日や時間の柔軟性 11.8%
- 事業や業界への理解 10.2% (後略)
注目すべきは1つ目の「丁寧さ」と、2つ目の「人柄や人物(世代や性別、話しやすさ、若さ)」です。
業務内容や能力については、極論、どの税理士もそんなに変わらないのではないかと思っています。また、他の業界では「料金の安さ」がもっと上位に来るかもしれませんが、税理士業界では3割弱ほどしかありません。
多くの経営者は、顧問料金の安さではなく、「丁寧な仕事」「税理士の人柄」で選んでいることが分かります。
この点は、やはり経営者の身近な相談相手となる「税理士業界」特有のポイントとして、見逃せないと思います。
おすすめの税理士・会計事務所選びのポイント【一般論】
それでは、どういったポイントを見て税理士・会計事務所を選ぶべきか、一般的に言われていることをまとめてみました。
- 経営のパートナーとしての第一印象・相性はどうか
- 積極的に経営に関するサポートを行ってくれるか
- 必要な時にすぐに対応してくれるか(レスポンスの早さ)
- 情報提供・発信力があるか
- 節税について知識・経験をもとに具体的な提案をしてくれるか
- 顧問料・決算料など報酬料金の体系に明瞭性があるか
- 経営に関する相談に対して具体的にサポートしてくれるか
- 自社の業界・業種に関する知識や経験を有しているか
- 資金調達に強いか
- 決算対策に関して幅広い視点から提案を行ってくれるか
- 度重なる税制改正に追いついているか
- 違法性のある脱税・粉飾決算を提案してこないか
この辺りを比較検討しながら、また、上述で出てきた需要なポイント「丁寧さ」「人柄」を見て、判断されるのが良いと思います。
山梨県でおすすめの税理士・会計事務所選びのポイント
山梨県には、300名強の税理士がいます。税理士法人は20社程度あります。(東京地方税理士会・山梨県会所属)
そして公表されているわけではありませんが、肌感覚で以下の特徴があります。
あくまで肌感覚です。間違っていたらごめんなさい!笑
- 県庁所在地である甲府市に集中している
- 平均年齢は60歳以上
※日本税理士連合会のデータで日本全体の平均年齢が公表されており、山梨県も特段変わりはないと思われます - 30代までの若い税理士がかなり少ない
- ほぼ個人事務所(1人事務所か、1人税理士に職員さん数名)
※税理士法人が20社程度であることから逆算&肌感覚 - 最大クラスの事務所でも所属税理士は5名程度、職員合わせても30~40名程度
- 強みを打ち出している事務所も少数ではあるが、ある(相続に強い、記帳代行に強い、クラウドに強い etc)
- TKC全国会の会員税理士事務所が多い
- Webサイトを整備している税理士事務所は少数(更新頻度が高い事務所はさらに少数)
- 【宣伝失礼】「山梨県 税理士」でtwitter、instagramにヒットする税理士事務所は1つしかない(仲田公認会計士・税理士事務所のみ)
- 【宣伝失礼】クラウド会計特化型税理士事務所は1つしかない(仲田公認会計士・税理士事務所のみ)
上記状況の中で、何を基準に税理士・会計事務所を選べばよいでしょうか。
「丁寧さ」「人柄」を中心に見ながら、事務所の特徴と自分の求めることがマッチする事務所が良いですよね!
【バリバリの宣伝】山梨県で税理士・会計事務所に悩まれている方は、仲田公認会計士・税理士事務所もおすすめですよ!笑
これまで色々書いてきましたが、最後にバリバリの宣伝をしたいと思います。笑
山梨県でおすすめの税理士事務所として、当事務所、仲田公認会計士・税理士事務所をあげさせていただきます!
理由は以下です。合う合わないあると思いますが、以下が合う方は是非一度お問合せください!
山梨県唯一のクラウド会計特化型事務所である
2023年8月7日現在で、山梨県で唯一、freeeの認定アドバイザーとマネーフォワード公認メンバーを共に持つ事務所として、クラウド会計に特化して運営しています。
また、代表である私が「ITストラテジスト」という経営とITを結びつける戦略家としての資格を持ち、豊富なDXの実務経験を持っています。
クラウド会計の何が良いかと言うと、あえて2つ挙げるなら「リアルタイム経営把握」と「圧倒的業務効率/生産性向上」です。
従来のレガシー会計ソフトでは、経営状況の分かる試算表ができるのに2か月かかる場合もあります。クラウド会計を使えば、リアルタイムに経営状態の把握ができます。
また、銀行やクレカと連携し、AIによる仕訳推測や、自動仕訳ルールの設定により、記帳の手間が圧倒的に削減されます。業務効率があがり、経営者は本業に集中することができます。
クラウド会計を最大限活用した業務効率化により、最新の経営状況をすみやかに見ることのできる体制を整えることができます。
(freee(フリー)、MoneyForward(マネーフォワード)など)
中からも外からも企業のことを熟知している
代表である私が、「公認会計士」として、世界4大会計事務所 Deloitte Touche Tohmatsu(有限責任監査法人トーマツ)にて、外部から企業を支援していました。また、プライム上場企業である日清製粉グループの経理・経営企画にて、内部から企業を運営してきました。
税理士事務所の中で育った税理士とは異なり、中からも外からも企業のことを見てきています。やってきた業務も、コンサルティング・業績管理・事業計画作成・マーケティング・ブランディング・DXと幅広です。企業のことは熟知しています。
このような経歴から、申告書を作成するだけでなく、企業・経営者に寄り添い、月々の会計状況から節税や経営計画について積極的に提案することが可能です。
中小/ベンチャー/起業支援の実績が豊富
社員数の少ない企業や、個人事業主は、限られた経営資源を最大限有効活用することが求められます。
代表である私の経歴として、公認会計士時代に、トーマツの「TS」というベンチャー支援に強みのある部署で鍛えられました。また2023.6.1より、山梨大学の特任准教授として、大学発ベンチャー企業の設立・運営サポートという業務に当たっています。
そのような豊富な支援実績を元に、中小企業/ベンチャー/起業家特有のお悩みに寄り添い、解決することが可能です。
代表の年齢は30代前半
代表である私は1990年生まれです。30代前半までの年齢の税理士は、山梨県だとおそらく10名以下です。山梨県は若い税理士が極端に少ないと言えます。
LINE含め、ありとあらゆるチャットツールでコミュニケーションを取ることが可能ですし、Web会議もバリバリやります。Facebook、twitter、instagramでの情報発信もしています。フットワーク軽く、レスポンスも早く、30代前半らしく元気にやっています!笑
年齢は関係ないとは言え、やはり、ビジネスのパートナーになるわけですから、身近な相談相手として、年代が近い・若い方が気軽に相談しやすいかもしれませんね。
まとめ
税理士・会計事務所選びは、会社・経営の行く末を左右する重要な出来事なだけに、当記事が、「これから税理士を選ぼう」「税理士変更しようかな」と考えられている方の参考になれば幸いです。
そしてもし、おすすめの税理士・会計事務所として、仲田公認会計士・税理士事務所を選んでくだされば、大変嬉しいです。
どんなことでも構いませんので、ご不明点やご心配点などあれば、気兼ねなくお問合せくださいね!
\お気軽にお問い合わせください/090-7539-7374
お問い合わせフォームはこちらこの記事を書いた人
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公認会計士・税理士・ITストラテジスト
山梨県、仲田公認会計士・税理士事務所の代表です。「企業・経営者の町医者」をテーマに、経営の身近な相談相手でいたいと思っています。
強みは「クラウド会計と経営・ITに精通」「中からも外からも企業のことを熟知」「中小/ベンチャー/起業支援の実績」。
スノーボードとサッカーとブラックコーヒーとONE PIECEが好きです。
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